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お役立ちコラム
更新日: 2025.06.18
外壁塗装の色選び、一体何色がいいのだろうか…そう悩まれる方は多いかと思います。建物の外観を左右する外壁の色は、一度塗装すると簡単には変えられません。この記事では、外壁塗装で人気の色ランキングや、建物の用途に合わせた色の選び方、失敗しないためのコツ、気になる費用について、プロの視点から分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたも外壁塗装の色選びで後悔することなく、理想の建物を実現できるでしょう。
・外壁工事を検討している方
・建物の雰囲気を変えたい方
・建物の資産価値を維持、向上させたい方
目次
最新の人気色を知ることは、色選びの第一歩です。2024年の人気色は、トレンドを取り入れつつ、長期的な視点に立った定番色が中心です。具体的なランキングや、それぞれの色の特徴、人気の理由について詳しく見ていきましょう。
白系の外壁は、清潔感と明るさを演出します。どのような周囲の環境にも馴染みやすく、洗練された印象を与えます。ただし、汚れが目立ちやすいというデメリットも。定期的なメンテナンスや、防汚性の高い塗料の選択が必要となります。
グレー系の外壁は、落ち着いた印象を与え、都会的でスタイリッシュな雰囲気を醸し出します。汚れが目立ちにくいというメリットもあり、オフィスビルや商業施設で人気の色です。ただし、暗い印象にならないように、明るさの調整や、アクセントカラーとの組み合わせが重要です。
黒系の外壁は、重厚感と高級感を演出します。モダンなデザインの建物や、企業のコーポレートカラーを反映させたい場合に適しています。ただし、太陽光を吸収しやすく、夏場の室温上昇につながる可能性があるため、断熱性の高い塗料を選ぶなどの工夫が必要です。
ブラウン系の外壁は、温かみを演出します。安心感を与えられるマンションなどの建物に多く用いられます。ただし、太陽光を吸収しやすく、夏場の室温上昇につながる可能性があるため、断熱性の高い塗料を選ぶなどの工夫が必要です。
上記以外にも、青系や緑系など、さまざまな色があります。これらの色は、個性的な外観を演出できますが、周囲の環境との調和や、色の持つ意味合いを考慮して選ぶ必要があります。これらの色を選ぶ際の注意点も解説します。
外壁塗装の色選びは、建物の外観を決定づける重要な要素であり、後悔しないためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここでは建物の用途、周辺環境、耐久性、色褪せやすさ、人気のデザインなど、色を選ぶ際に考慮すべき重要なポイントについて詳しく解説します。
建物の用途によって適した色は異なります。例えば、オフィスビルであれば、企業のイメージやブランドカラーを反映させた色を選ぶと、企業の認知度向上に繋がる可能性があります。商業施設であれば、店舗のコンセプトやターゲット層に合わせた色を選ぶことで、集客効果を高めることができます。建物の用途に合った色を選ぶことで、より効果的なブランディングや、利用者の満足度向上に繋がります。
外壁の色を選ぶ際には、周辺環境との調和も考慮することが重要です。周囲の建物や街並みに合わせて色を選ぶことで、全体的な景観を損なうことなく、美しい外観を保つことができます。都市部であれば、周囲の建物との調和を考えつつ、個性を出すためにアクセントカラーを取り入れるのも良いでしょう。
例えば歴史的な建造物が多い京都市内では、美しい景観を守り、歴史的な街並みと調和させるために「彩度が高いものはNG」「室外機などの住宅設備も目立たないように」等の条例があります。その他の地域や自治体でも、公園の近くなど使用できる色合いの制限がある地域もあるため、自治体に確認を取るのも良いでしょう。
外壁の色を選ぶ際には、耐久性も重要な要素です。色の種類によっては、紫外線や雨風の影響を受けやすく、色褪せしやすいものがあります。特に、鮮やかな色や原色系の色は、色褪せしやすい傾向があります。耐久性の高い色を選ぶことで、外壁塗装のメンテナンス頻度を減らし、長期的に見て費用を抑えることができます。塗料の種類によっても耐久性が異なるため、塗料を選ぶ際にも注意が必要です。
色褪せしやすい色は、建物の外観を損なうだけでなく、再塗装の頻度を増やし、余計な費用がかかる原因にもなります。一般的に、原色系の色や、彩度の高い色は色褪せしやすい傾向があります。一方、白やグレー、黒などの無彩色や、彩度の低い色は、色褪せしにくいと言われています。色選びの際には、色褪せしやすい色とそうでない色を理解し、長期的な視点で色を選ぶことが重要です。
外壁塗装の色選びで、実際に色を試せるシミュレーションは非常に役立ちます。建物の写真に、様々な色の外壁をCG合成で表示し、塗装後のイメージを具体的に確認できます。これにより「実際に塗装してみたら思ってたのと違った」といった色選びの失敗を大幅に減らし、理想の外観を実現するための重要なツールとなります。
色シミュレーションツールには、大きく分けて2つの種類があります。1つは、塗料メーカーのウェブサイトなどで提供されている、簡単なシミュレーションツールです。もう1つは専門業者が提供する、より高度なシミュレーションツールです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
簡単なシミュレーションツールは、手軽に使えるのが魅力です。多くの塗料メーカーのウェブサイト・スマホアプリで提供されており、あらかじめ用意された建物の写真に、色見本から色を選択してシミュレーションできます。直感的に操作できるものが多く、手軽に試せるのがメリットです。ただし、自分の建物の写真を使えない場合や、色のバリエーションが限られている場合があります。
専門業者が提供する高度なシミュレーションツールは、より詳細なシミュレーションが可能です。自分の建物の写真を取り込んで、屋根や付帯部分の色も変えながら、よりリアルなシミュレーションができます。また複数の色を組み合わせたデザインや、光の当たり方による色の変化なども確認できます。専門的な知識が必要な場合もありますが、より精度の高いシミュレーションが可能です。
色シミュレーションの手順は、ツールによって異なりますが、一般的には以下のようになります。
色シミュレーションを行う際には、いくつかの注意点があります。まず、画面上で見る色と、実際に塗装した後の色は、異なる場合があります。画面の表示と実際の太陽光の下と、色の見え方が異なるためです。また塗料の種類や、周囲の環境によっても、色の見え方が変わることがあります。そのためシミュレーション結果はあくまでも参考として、最終的な判断時には専門家のアドバイスを参考にしながら行うことが重要です。
外壁塗装の色選びは、建物の外観を決定づける重要な要素であり、後悔しないためには、色褪せしやすい色を避け、周囲の環境との調和を意識し、建物の形状に合った色を選ぶことが大切です。また、塗料の種類と耐久性を考慮し、事前にシミュレーションを行い、専門家のアドバイスを受けることも有効です。これらの注意点を守ることで、あなたの建物がより美しく、魅力的な外観になることでしょう。
更新日: 2025.06.18 公開日:2025.05.28
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